
江戸文化の香りを感じながら──
2026年7月20日(月・祝)、GoTo Pass会員様限定イベント「金原亭 馬好師匠と巡る落語ゆかりのすみだ街歩き&特別落語会鑑賞ツアー」を開催しました。
当日は29名の会員様にご参加いただき、イヤホンガイドを着用して金原亭馬好師匠とすみだ観光ガイドのお二人による案内を聞きながら、落語ゆかりの地を巡り、落語を聴き、食事を楽しむという特別な一日となりました。
落語の舞台を歩き、江戸の面影を感じる
ツアーは、かつて業平橋駅で貨物列車の資材置き場だったとうきょうスカイツリー駅を出発。
ご参加の皆様は、ご出発前から馬好師匠との記念撮影を楽しみ、和やかな雰囲気のなか街歩きが始まりました。
最初に訪れた北十間川沿いでは、馬好師匠の師匠の師匠(大師匠)である古今亭志ん生が暮らしたことで知られる「なめくじ長屋」があった場所をご案内しました。当時の写真や資料を交えながら、すみだ観光ガイドがわかりやすく解説。馬好師匠が落語家ならではの視点でエピソードを紹介することで、江戸の暮らしや落語の世界をより身近に感じられました。

その後訪れた牛島神社は、江戸落語の祖・烏亭焉馬(うていえんば)ゆかりの地として知られる歴史ある神社。境内では、自分の悪い部分を撫でてから、牛の同じ部分を撫でると病が治ると伝えられる「撫で牛」を体験。参加者の皆様それぞれが願いを込めて牛に触れました。また、馬好師匠が丑年生まれの参加者を募り代表して参拝するひと幕もあり、牛島神社ならではの参拝を楽しみました。
向島の街を歩く途中には、落語家御用達として知られる老舗足袋店「めうがや」さんを紹介。馬好師匠は、今年秋に真打昇進を控える奥様・春風亭一花さんはこちらの足袋を愛用されていることに触れ、「自分もめうがやさんで足袋が作れるように頑張ります」とユーモアたっぷりにコメント。参加者の皆様から笑いが起こるなど、街歩きならではの距離の近さも魅力のひとつでした。

歩いたからこそ、より楽しめる特別落語会
街歩きの後は、向島の老舗「割烹うなぎ蒲焼 向島大和田」へ。
特別落語会では、昼食にちなんだ「うなぎ屋」と、街歩きで巡った向島を舞台とする「夢の酒」の二席をご披露いただきました。

「二席ほど聞いていただけましたら鰻にありつけますので」
そんな馬好師匠らしい軽妙なひと言から始まった落語会。
さらに「この向島あたりは本当に落語の舞台なんです」と、その日歩いた街の話題を自然に織り交ぜながら「夢の酒」へとつなげていく構成は、今回のツアーだけの特別な演出です。
街歩きで実際に見てきた風景や土地の歴史が物語と重なり、登場人物や舞台をより身近に感じながら楽しめる、まさに本イベントならではの落語会となりました。
懇談会では馬好師匠との交流も
落語会の後は、うな重を囲みながら馬好師匠は各テーブルを回り、「街歩き暑かったですね」と参加者の皆様へ気さくに声を掛けたり、一緒に記念撮影に応じたりと、和やかな交流の時間となりました。

「普段はご自宅でも練習されるのですか?」「低く響く声は生まれつきですか?」など、懇談会ならではの質問も飛び交い、寄席ではなかなか聞くことのできない話題で会話が弾みました。
参加者同士でも街歩きや落語の感想を語り合う姿が見られ、終始和やかな雰囲気に包まれた懇談会となりました。
ツアーを終えて ― 馬好師匠より
参加者の皆様からうれしいお声をいただきました
イベント終了後には、
「落語を生で聞けて、とても楽しい時間でした」
「コースもガイドさんの説明も、馬好さんとの会話も良かったです」
「他のエリアも散策してみたい」
「第2回もぜひお願いします」
など、多くのうれしいご感想をいただきました。
初めて落語を鑑賞された方からも好評のお声をいただき、街歩きを通して江戸文化や落語の世界をより深く楽しんでいただけた一日となりました。
暑さの厳しいなかご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
GoTo Passでは、地域の文化や歴史、その土地ならではの魅力に触れていただける会員様限定イベントを、今後も開催してまいります。
現在、第2弾となる体験型イベントも企画を進めています。
ぜひ次回のご案内も楽しみにお待ちください。



落語に出てくる土地の散歩は普段からよくしておりますが、今回改めてお客様とすみだ観光ガイドの方と一緒に巡ることで、色んな気づきを得られました。また街歩きの後に実際にその舞台の落語を聞いていただくことで、お客様に落語をより身近に感じていただけたことが何より嬉しいです。落語に出てくる土地はまだまだ沢山ありますので、是非第2弾のツアーを願っております。